ホームページっていくらで作れる？個人でホームページ作成する際にかかる費用を徹底解説

「ホームページを作りたい！」と思ったときに気になるのは、その費用ではないでしょうか。

個人でホームページを作成し、運営していくのにかかる費用は作り方によって異なります。

また、作成するときにかかる費用だけでなく、その後運営していくのにかかるランニングコストのことまで考えておかなければならないでしょう。この記事では、個人でホームページを作成する方法とその費用、ランニングコストについて詳しく解説していきます。

自分に合ったホームページの作成方法を見つけ、無理なく楽しくホームページを運営していきましょう。

個人でホームページを作成する方法

ホームページ作成ソフト

今使っているパソコンにホームページ作成ソフトをインストールして、ホームページを作成するという方法があります。さまざまなホームページ作成ソフトがあり、体験版があるものも多いので、たくさん試して自分に合ったものを探してみましょう。

メリット

ホームページ作成ソフトを使うメリットは、とにかく簡単にホームページが作れるということでしょう。HTMLやCSSの知識がなくても作成ができますし、さまざまな機能や素材も豊富でクリック1つで付けることができます。さらに、作成からアップロードまでが1つのソフトで完結できるので、余計な手間いらずです。

デメリット

ホームページ作成ソフトのデメリットは、購入に費用がかかるという点でしょう。無料のホームページ作成ソフトもありますが、そういったソフトは機能面で充実していない可能性があります。また、作成まではソフトで行えても、ホームページの公開場所は自分で選ぶ必要があります。

CMS

CMSとはContents Management Systemの略で、ホームページの作成や管理を行えるツールのことを指しています。WordPress（ワードプレス）などが有名でしょう。ワードプレスはブログを作るためのツールとして作成されており、CMSはブログを中心としたホームページを作るのに適しています。

メリット

CMSのメリットは、デザインの変更が簡単でブログとしての機能が充実しているという点です。テンプレート（テーマ）を切り替えるだけでホームページ全体のデザインを変更することができますし、コメントの投稿機能などブログとして必要なものも備わっています。

記事の作成はワープロ感覚で簡単に行えて、最初にセットアップさえしてしまえば、更新作業はブラウザ上で完結し便利です。

デメリット

CMSのデメリットは細かいカスタマイズや自身のウェブサーバー上に設置するには知識が必要となる点です。また、ホームページの公開場所は別で用意しなければなりませんが、CMSを設置可能なウェブサーバーは限られており、お金がかかることがほとんど。さらにCMSのシステムはすべてウェブ上にあるため、定期的なアップデートなどが必要となります。

ホームページ制作会社

ホームページ制作会社に依頼して、ホームページを作成することができます。ホームページを制作するプロに依頼ができるので、こちらはイメージや必要な機能を伝えるだけでOK。まったく知識のない人でもホームページを簡単に作成することができるでしょう。

メリット

ホームページ制作会社にホームページ作成を依頼するメリットは、オリジナリティのあるホームページが作れるという点でしょう。予算にもよりますが、他のホームページと差別化を図りたい人にはピッタリの方法です。

デメリット

ホームページ制作会社に依頼するデメリットは、こだわればこだわるほど予算と時間がかかってしまう点です。オリジナリティのあるホームページを作りたければ予算はかかりますし、何度も打合せしすり合わせをしなければなりません。

制作会社のテンプレートを用いたホームページであれば費用を抑えることもできますが、それではオリジナリティが出せなくなるでしょう。

個人でホームページを作成する際の費用相場

ホームページ作成ソフト

ホームページ作成ソフトを用いた場合の費用相場は、0円～25,000円です。無料のホームページ作成ソフトを使用すれば、ただで作ることも可能です。例えば、Microsoft Expression Web 4というホームページ作成ソフトは2012年からフリーソフトとして無料公開されています。こうしたソフトを用いれば無料で作ることも可能でしょう。

ただし、多くの場合ホームページ作成ソフトは有料です。有料のものの価格の相場は12,000円～25,000円程度となります。体験版などで試してみて、自分の求める機能のあるホームページ作成ソフトを選んでいきましょう。

CMS

CMSを使ってホームページを作成する倍の費用相場は、0円～10,000円です。先ほどもご紹介したワードプレスを使えば、0円でホームページを作ることもできるでしょう。しかし、無料で作成したホームページはどこか味気ないホームページになってしまいます。

そこで多くの人が利用しているのが有料のテンプレート。テンプレートの相場は10,000円ほどで、購入して魅力的なホームページを作成している人が多くいます。CMSを使用する場合には、テンプレートの使用も頭に入れておくといいでしょう。

ホームページ制作会社

ホームページ制作会社に依頼する場合の費用相場は幅が広く、10万円で作ってくれるところもあれば、50万円でも足りないというところもあるでしょう。どれだけこだわったホームページを作成するかでも変わってくるのですが、1つの目安となるのは20万円という金額です。プロに依頼するのなら、その程度はかかることを覚悟しておきましょう。

ホームページ作成後にかかるランニングコスト

ホームページ作成ソフト

ホームページは作成時にお金がかかるだけでなく、運営していくのにもお金がかかります。そのことを忘れずに頭の片隅に置いておいて、ホームページ作成の費用を考えなければなりません。　

ホームページ作成ソフトを用いた場合、作成したホームページを公開する場所が必要となります。レンタルサーバー代とドメイン代ががかかってくるでしょう。この2つはそれほど高いものではなく月500円程度です。

CMS

CMSを用いてホームページを作成した場合も、レンタルサーバーとドメインを用意する必要があります。そのため、ランニングコストとして月500円程度は見込んでおかなければならないでしょう。

CMSの代表であるワードプレスを使う場合は、高性能なレンタルサーバーを使うのがおすすめ。なぜなら、ワードプレスはホームページを表示するときに、データベースとのやり取りが発生するので、高性能なサーバーでなければ表示速度が遅くなってしまいます。

ホームページ制作会社

ホームページ制作会社に作成を依頼した場合、ランニングコストの相場は月数万円～数十万円となります。その内訳は保守管理・更新代行などです。制作会社にお願いしてしまえば、何の知識がなくても楽にホームページを運営していくことができますが、その分費用はかかるようになるでしょう。

まとめ

個人でホームページを作成するには、多少の費用がかかります。かかる費用を抑えるためには、ホームページ作成に関する知識が必要となるでしょう。まずは、自分がどんなホームページを作りたいのかをイメージし、そのためにはどんな方法で作るのがいいかを検討してみてください。どんな方法でホームページを作っても、あなたの思いを込めれば素敵なページになりますよ！